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■ 並外れて素晴らしい2003年(ボージョレーワイン委員会) 10月24日
Beaujolais Nouveau, millesime 2003: une annee d’exception!(U.I.V.B.)
「フランス食品振興会発行メールマガジンhttp://www.franceshoku.com/」より引用
2003年は記録に残る年である。収穫公示は大方の予想を15日以上も上回り、8
月14日となった。1893年に8月25日に収穫が始まったという記録があるが、それ以来の早さである。さらに特例措置により、最も早熟の区画では8月10日から収穫が始まった。量が少なかったので、8月末までにはすべての収穫が終了するという、いまだかつてない事態であった。
12アペラシオン合計の2003年の収穫量は約800,000hlで、例年(1,300,000hl)より40%減となった。収穫量を抑えようという生産者の努力に加え、春の霜、5月の激しい風、旱魃、酷暑といった特筆すべき気候条件が重なったためである。1〜8月の日照量は例年より300時間多く、合計気温は倍となった。酷暑と豊富な日照、少ない収穫量、この3点が2003年の特徴である。
2003年のボージョレー・ヌーヴォーは、深いガーネット色できれいな紫色のニュアンスを伴う。香りは特に強く複雑。よく熟した小さな赤い果実、たとえばイチゴやキイチゴのコンポートを感じる。この強い果実の香りは、1978年を彷彿とさせる。またテロワールと結びついたニュアンスも感じられる。ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーはカシスやブラックベリーなどの小さな黒い果実がより強く感じられ、スパイスの要素も伴う。この果実の香りに加えて、ボージョレーならすみれの花の香り、ボージョレー・ヴィラージュならアイリスの香りが感じられる。ボージョレー・ヌーヴォーにしてはまれにみる香りである。
やさしいアタック。味わいはやわらかく丸みがある。酸が少ないのが特徴。飲み込んだ直後の味わいは豊かでコクがある。余韻の長さは2003年のひとつの特徴である。次第に開いていくバランスの取れたワイン。後味はとても表情豊か。熟成させると良くなる。まぎれもなく「偉大なヌーヴォー」である。
■ ボージョレ地区の2003年ヴィンテージ 全ての記録を塗り替える例外的な年
(アルベール・ビショー社) 10月10日
アルベール・ビショー社の収穫は8月11日にあわただしく始まった。これは、ボージョレ地区全体のオフィシャルの収穫日より3日早く、過去さかのぼっても一番収穫日が早かった1893年より11日早い。気温も8月12日ロマネシュートラン(北部の良質のボージョレ・ヴィラージュを生む町)で過去最高の42.7度を記録した。
また今年は、開花からぶどうの十分な熟成までに要した期間は80日で、開花後100日間で収穫というこれまでの一般的な定説をも覆した。乾燥した水不足の気候と高い気温の中、ぶどうは熟成した。水不足と猛暑の収穫量に対する影響は顕著で、ヘクタール当たりの平均収量は、60ヘクトリットルから35〜40ヘクトリットルとなった。
しかし、品質面からいうと、このヴィンテージはまさに例外的に素晴らしい年である。現段階での分析によると、夏の猛暑にも係わらず、とてもバランスがよく、ワインの味もすばらしいものとなっている。我々自身、ワインの芳醇なブーケ、フィネス、エレガンスには驚かされている。色は鮮烈でかつ深い。口中は、まろやかさが一杯に広がりながら、フィニッシュは調和が取れ、しかも長い。
ビショー社が長年付き合ってきたこの地域のぶどう生産者は、今年もまた素晴らしく高品質のワインを保証してくれている。
ボージョレのぶどう(ワイン)生産者とネゴシアンとの数量・価格交渉は異常なまでの緊張感をもって終了した。価格上昇は、少ない生産量でヌーボーだけでなく通常のボージョレACの需要をカバーしなければならないことが反映され、予想の中の最も高いレベルで落ち着くこととなったのである。
■ ボージョレ:収穫始まる (ボージョレワイン委員会) 8月26日
Ban des vendanges dans le Beaujolais :du jamais vu ! (U.I.V.B.)
ボージョレでのぶどうの収穫が8月14日(木)から始まった。1983年に8月25日
に開始したという記録があるが、これを10日あまり上回るもので、これまでにない早
さである。今年は早熟であることと、品質の高さで記録に残る年である。
春の凍結と収量抑制のため、例年は130万hl程度の収穫量だが、今年は100万hl
に満たないと予想される。
春と夏は記録的な暑さであった。6月の平均気温は例年より6.5度高く、7月の
平均気温は22度を記録した。この暑さと乾燥のせいで、ぶどうの果房の糖分は凝縮
し、良い結果を生み出している。
03年のぶどうは健全で良い。収穫は9月5日ごろ終了
予定である。
(8月26日速報)
収穫は殆どの地域で終了。6月半ばに38.3度に達し、その後も気温は上がり続
け、8月には42.5度を記録。この酷暑により、例年130万ヘクトリットルの生産量が、
最終的に歴史的に見ても非常に少ない収穫量で終了予定。平均収穫量が例年55hl/ha
のところ、28hl/haにしか至らなかったところもある。
最高品質が期待できる。
■ 歴史的な早熟の年(ボージョレワイン委員会) 8月12日
Le vignoble beaujolais prevoit les vendanges les plus precoces de son
histoire(U.I.V.B.)
第二四半期(4〜6月)は記録的な気温の日もあったほど暑く(例年よりも3.4
度高い)、とても乾燥していて(降雨量は例年より約100mm少ない)、日照量が豊富
であった。6月22日の気温は40度と、畑の気象台始まって以来の記録となった。
このように暑く乾燥し、日照量が豊富だった第二四半期が終わり、生産者は、
とても早い収穫準備にとりかかっている。
今年の収穫は、8月25日頃に開始の見込み
で、もし実現すれば、1983年以来の早さとなる。ボージョレの歴史を振り返ると、今
年は、1947年、1976年、2000年に近く、いずれも素晴らしい天候の恩恵を受けた偉大
な年であった。
このままの天候が夏の終わりまで続けば、今年は素晴らしい年となる
であろう。