| 混成酒の歴史 |
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中世に、錬金術師たちが蒸留酒づくりを発見し、蒸留酒のことをアクア・ビテ(生命の水:ラテン語)
と呼んで薬酒扱いしていましたが、やがて、蒸留の際に薬草や香草類を加えて、よりいっそう
生命回復の霊力のある秘酒をつくりだそうとしました。
植物の有効成分がが溶け込んだ酒は、リケファセレ(溶け込ませる:ラテン語)と呼びました。
これがリキュールという名前の由来です。
このリキュールの製法を錬金術師から受け継いだ中世の
修道院の僧侶たちは、修道院ごとに特徴のあるリキュールを生み出しました。
のち、大航海時代がはじまり、新大陸やアジア産の植物、香辛料や砂糖が
利用され、リキュールの原料は一挙に多様化しはじめます。
18世紀ごろから、人々は『薬酒的リキュール』から『美味追求型』へと
変わり始めたことで、フルーツの香味を主体とした甘美なリキュールが
でてきます。代表的な例は17世紀後半にオランダでうまれた
オレンジ・キュラソー(オレンジの風味のリキュール)です。
19世紀の後半に入り、連続式蒸留機の開発により、高濃度のアルコールをベースとした
リキュールがつくられるようになりました。
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