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ラムの歴史
『サトウキビを原料とした蒸留酒』ラムの始まりには 諸説があリますが、西インド諸島で誕生したことは確かであるようです。
ラムはヨーロッパ強国の植民地政策の中で、酒として大きく発展していきました。

まず、アフリカから黒人を奴隷として西インド諸国に連れてきて、サトウキビ栽培の労働力とします。 その船に、西インド諸国の糖蜜を積んでアメリカのニュー・イングランドに運び、糖蜜をおろし、今度は、この地にある数多くの蒸留所で 糖蜜から作られた『ラム』をつんでアフリカに戻り、このラムは、アフリカで黒人と交換させる。といった、植民史上有名な 『三角貿易』の中で有名酒へと育ってきたのでした。

また、17世紀から19世紀にかけて、大西洋の海上で活躍したイギリス海軍は、 西インド諸島のイギリス植民地でラムを積み込み、毎日、60ミリリットルほどですが 水割りか、お湯割で、乗組員に配給していました。
こうして割ったラムはグロッグ(Grog)の愛称で呼ばれ、このグロッグを 飲みすぎて酔っ払った状態を、グロッギーといいました。
日本でも、飲みすぎた人のことを『グロッキー』といいいますが、これがなまったものです。